あくまで最終的に

先日、「最終的に骨盤・背骨の弾力を作ることを目指さなければいけない」と書きました。ここで大切なのは「最終的に」という部分です。

しかしながら骨盤・背骨の弾力を作るなら骨盤矯正や胸椎・頚椎矯正を受けにいけばいいと言うのは安易な考えです。あくまで「最終的に」骨盤・背骨の弾力を取り戻していくのです。でなければ一時的な改善で終わってしまうことが多いです。


ちなみに巷に溢れている骨盤矯正とはいったい何なのでしょうか?頚椎や胸椎の関節の直接的な矯正法はあまりどこの治療院でも変わらないと思います。しかし、骨盤矯正を売りにしている処は多いと思いますが先生によってやり方が全然違います。

それはなぜでしょうか…?それは骨盤自体には大きく動く関節がないからです。(女性は少し動きますが)

骨盤の上には腰椎が、下には大腿骨があります。つまり腰椎と股関節の間に骨盤があり、これらで骨盤を動かしているのです。

腰椎や股関節の捻れが骨盤の捻れを生むのです。


骨盤矯正でメジャーなのがトムソンベッドというものでガタンガタン!と矯正していくものですね。あれは骨盤自体の矯正というよりも腰椎下部、もしくは骨盤と腰椎の関節である腰仙関節を矯正しているのだと思います。


巷に溢れている骨盤矯正は腰椎下部にアプローチしているものが多いと思います。


話を元に戻します。

背骨・骨盤の弾力はあくまで最終的に取り戻さなければいけませんが、そういった施術を受けなければいけないのか??と聞かれれば受ける必要はないと思います。僕自身、そういった施術はあまり行いません。